2013年 06月 08日
John Lemon氏への上杉隆氏の抗議 |
前回の記事に書いたJohn Lemon氏の抗議に対し、上杉氏が反論ではなく抗議を返されています。
【抗議】匿名「ジョンレモン」氏(もんた劇場)による著作権侵害と業務妨害について
この上杉氏の抗議に関しては、様々な意見が出ています。
【上杉隆氏曰く「報道機関が訴訟に訴えてはいけない。司法権力に判断を委ねることになる。ペンはペンで返さなくては…」】
【上杉隆名義の抗議文についてツイッターで発言した人々まとめ】
個人的には上杉氏の過去の発言を取り上げたこのツイートが至言だと思いました。
https://twitter.com/Cabagine/status/342943025074413568
意見は出尽くしており、今更私が言及することは殆ど無いのですが、2つだけ上杉氏の抗議文を読んで思ったことを書きます。
・理由のない「匿名の告発」は社会通念上、アンフェアな行為と認識されている。
昨今話題のブラック企業の内部告発の例を見ても分かる通り、匿名=アンフェアとは社会通念でも認識されていません。匿名性のアンフェアを問われるのは、告発の内容に正当性が欠ける場合であります。また、上杉氏はかつてWikiLeaksを絶賛していましたが、WikiLeaksも告発者の匿名性を売りにしていた筈です。
・Togetterで設定されたルールを守っているにも関わらず、「改変」というあたかも規則を破っているかのような印象操作をすることは、上杉個人のみならず、企業(株式会社NOBORDER)への信用棄損にもつながる。
これを読んで、前回の記事で私が推察した通りの理解だったことが分かり、正直驚きました。Togetterのルール内で行われたとしても、証拠となるツイートや参考となる図表やリンクを削除することは、「改変」もしくは「改竄」に当たると思います。また、「Togetterのルール内」が免罪符になるとも思えません。
それと、前々回の記事で津田大介氏について書きましたが、その中で私は「津田氏が上杉氏に対する思いを語ることは、今後はあまりないだろう」と書きましたが、どうやら私の思い違いだったようです。今回のJohn Lemon氏に対する上杉氏の抗議を受け、津田氏はこのように発言されていました。
https://twitter.com/tsuda/status/343099388706553856
https://twitter.com/tsuda/status/343100177848078336
恐らく津田氏は、自らの思うところに従って発言されたのだと思います。また、周りの「知りたい」という欲求に答えたのだとも思います。自らの立場や損得を超えた津田氏のこの発言を、私は素直に支持したいと思います。集めた質問を直接上杉氏にぶつけ、その返答と津田氏ご自身がどう思ったかを合わせ、ツイッターなりで発表して頂ければと思います。それが実行されれば、アンチ上杉派の津田氏へのイメージも変わるのではないでしょうか。
因みに私は、この話を持ちだした段階で、津田氏は案外強い人だなと思いました。まぁ、インターネットの片隅のこんなページで褒めたところで、津田氏の目に留まることは無いでしょうが。
【抗議】匿名「ジョンレモン」氏(もんた劇場)による著作権侵害と業務妨害について
この上杉氏の抗議に関しては、様々な意見が出ています。
【上杉隆氏曰く「報道機関が訴訟に訴えてはいけない。司法権力に判断を委ねることになる。ペンはペンで返さなくては…」】
【上杉隆名義の抗議文についてツイッターで発言した人々まとめ】
個人的には上杉氏の過去の発言を取り上げたこのツイートが至言だと思いました。
https://twitter.com/Cabagine/status/342943025074413568
意見は出尽くしており、今更私が言及することは殆ど無いのですが、2つだけ上杉氏の抗議文を読んで思ったことを書きます。
・理由のない「匿名の告発」は社会通念上、アンフェアな行為と認識されている。
昨今話題のブラック企業の内部告発の例を見ても分かる通り、匿名=アンフェアとは社会通念でも認識されていません。匿名性のアンフェアを問われるのは、告発の内容に正当性が欠ける場合であります。また、上杉氏はかつてWikiLeaksを絶賛していましたが、WikiLeaksも告発者の匿名性を売りにしていた筈です。
・Togetterで設定されたルールを守っているにも関わらず、「改変」というあたかも規則を破っているかのような印象操作をすることは、上杉個人のみならず、企業(株式会社NOBORDER)への信用棄損にもつながる。
これを読んで、前回の記事で私が推察した通りの理解だったことが分かり、正直驚きました。Togetterのルール内で行われたとしても、証拠となるツイートや参考となる図表やリンクを削除することは、「改変」もしくは「改竄」に当たると思います。また、「Togetterのルール内」が免罪符になるとも思えません。
それと、前々回の記事で津田大介氏について書きましたが、その中で私は「津田氏が上杉氏に対する思いを語ることは、今後はあまりないだろう」と書きましたが、どうやら私の思い違いだったようです。今回のJohn Lemon氏に対する上杉氏の抗議を受け、津田氏はこのように発言されていました。
https://twitter.com/tsuda/status/343099388706553856
https://twitter.com/tsuda/status/343100177848078336
恐らく津田氏は、自らの思うところに従って発言されたのだと思います。また、周りの「知りたい」という欲求に答えたのだとも思います。自らの立場や損得を超えた津田氏のこの発言を、私は素直に支持したいと思います。集めた質問を直接上杉氏にぶつけ、その返答と津田氏ご自身がどう思ったかを合わせ、ツイッターなりで発表して頂ければと思います。それが実行されれば、アンチ上杉派の津田氏へのイメージも変わるのではないでしょうか。
因みに私は、この話を持ちだした段階で、津田氏は案外強い人だなと思いました。まぁ、インターネットの片隅のこんなページで褒めたところで、津田氏の目に留まることは無いでしょうが。
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by sputnikcrisis01
| 2013-06-08 09:05